2013年1月14日月曜日

どんと焼き

この三連休、「鏡開き・どんと焼き・山の神」と行事続き。
中でもどんと焼きは我が家の子供達が楽しみにしている行事の一つです。
うちの部落では、お飾りや達磨を焚いた火でまゆ玉を焼いて食べた後、厄年の人が「厄投げ」をします。お茶碗にお金を入れてお茶碗で蓋をして、それを道祖神に投げて茶碗を割って厄を祓うのですが、このお金は小学生が拾い集めて、その足で近所のお店で全部お菓子を買って使いきって家に帰らなくてはなりません。「今年は1人いくらかなぁ・・・」と子供らが頭をつき合わせてお金を数えます。
段々子供が減ってきて、いつまで続けられるかわからないけれど、大人になった時に幼い頃の楽しい思い出やうつくしい情景が心にたくさんあるって、本当に幸せなことだなぁ・・・と思います。

2013年1月7日月曜日

今年もよろしく御願い致します!

12月のbonton、1月のカフェドグラスとお忙しい時期に展示会にお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
新しい出会いと懐かしい再会に感謝の気持ちでいっぱいです。
カフェドグラスで個展をさせて頂いたお陰で、久し振りに年末年始を岡山で過ごすことも出来、楽しい年越しになりました。

折角なので一泊追加。岡山から長野に戻る途中、初春の京都に立ち寄りました。小雪降る中、哲学の小径から法然院へ。

法然院の中を歩いていると、石積みの上に土が盛られコケとシダで覆われたような面白い塀がありました。
カメラを向けると光が差して、凛とした空気に背筋も延びて・・・・・本年もよろしくお願い致します。

2012年12月25日火曜日

カフェドグラス個展




27日(木)から、故郷岡山で個展です。

カフェ ド グラスは、昨年秋の二人展に続き2回目、個展は初めてになります。
年末からお正月にかけての8日間。
この時期独特の凛とした空気の中、ゆっくり漆の器を見て、触れていただけたらと思います。

『菅原利彦 漆の仕事』

  漆は昔から「日本人の生活」の様々な場面で多用されてきました。 ライフスタイルの変化と共に最近ではあまり身近に使われなくなってしまった漆ですが、私は現代の日本の衣食住様々な場面 で十分その良さを発揮出来る物だと思っています。
今まで私がやってきた仕事を御紹介する事で、漆の様々な可能性を知っていただけたらと思います。   菅原利彦(DMより)
 作品・・・漆器、重箱、平面作品など約150点 
 日時・・・2012.12/27(木)~2013.1/6(日)
      10:00~17:00
      ※12/31~1/2休廊  
      《在廊日》   
        12/27・28・29・30・1/3
        (各日、午後からの在廊です) 
 場所・・・Cafe du Grace(カフェ ド グラス)
      岡山県赤磐市下市92-1 
 電話・・・(086)955-4548

2012年12月7日金曜日

bonton二人展


来週から兵庫県芦屋のbontonにて、陶芸家の一柳京子さんとの二人展が始まります。
テーマは「大人な空間」。
お近くの方いらっしゃいましたら、ぜひお運びください。とっても素敵なギャラリーです。


『 菅原利彦 一柳京子 二人展』 
菅原利彦(漆)・・・・・
現代の食生活、テーブルに馴染み、 色もモダン
漆器を身近に感じ、毎日使いたくなる作品です。

一柳京子(陶)・・・・・


使いやすく、フォルムと色が美しく収納しやすい
盛り付けるお料理が映えイメージしやすい作品です。 
お二人の大人な空間をお愉しみ下さいませ。 
                 (DMより) 

 日時・・・12/14(金)~19(水)
      11:00~19:00 (最終日18:00)
      ※在店日・・・12月14日・15日
 場所・・・bonton(ボントン)
       兵庫県芦屋市公光町10番10号 
        B.Block S-2
 電話・・・0797-34-1678

  bontonのホームページはこちらから

2012年11月1日木曜日

ウッドスタート始まる!

平成24年11月から、長野県伊那市ではウッドスタート事業が始まりました。
伊那市生まれの赤ちゃんに木のおもちゃや漆器等の木工製品をプレゼントする事業です。
サクラ・クリなど地元産の木材を使い、今回は市内の6人の木工職人や漆作家がそれぞれ制作に当たります。
工房然は、
ハートブロック(ハート型のブロック)
森ものがたり(木や家や人形のラトル)
で参加しています。
これから一つ一つが赤ちゃんの元へ届けられ、
握られ、舐められ、積まれて、転がされて?!・・・・
想像するだけで楽しく幸せな気持ちになります。


デザインを考える時に気を付けたことは、
「無造作に置いてあるだけでも絵になること」
「余白があること」
子供達の感性と想像力は本当にスゴイから!!
「元子供」も楽しみながらも真剣に作ります。

あとは漆の力におまかせです。
「色に深みがあって単調でないこと」
「舐めても汚しても気にせず水洗いが出来ること」
「塗ってもちゃんと木の暖かさが手に伝わること」

さて、次はどんな物を作ろうかな。


2012年9月24日月曜日

燻煙乾燥と燻製

この夏作った、燻煙小屋特製?! チキンとイワナの燻製。他にチーズ
や卵、沢庵が酸っぱくなるころには「燻りがっこもどき」も作ります!
我が家の木工小屋の横には、怪しい?大きな箱があります。小さい立方体の上に大きな(2間角位)立方体が乗っている感じ。なので、私なんか見ているとドキドキするくらい不安定なバランス。

そして、この箱の正体は「燻煙小屋」。燻煙乾燥とか燻蒸と言われるのですが、生木(乾燥していない生の木)を木工ロクロで荒挽き(例えばお椀なら、分厚〜いお椀を想像して見てください!)した物を煙で燻すように乾燥させる乾燥工程の一つです。
この燻煙乾燥は約2週間続き、その後又木工小屋の中に積んで更に何ヶ月も乾燥させます。この方法は漆屋独特のものだそうですが、スピードを求められ人工乾燥も発達した時代を乗り越えてよく生き残ったものだと感心してしまいます。
良い所は、防虫防腐作用があるのと、(低温でゆっくり乾燥させるので)木が暴れたり荒れたりしないことだそうです。
この話でいつも思い出すのが「短期間でダイエットするとすぐにリバウンドする」とか「一夜漬けで覚えた事は試験が終わると忘れちゃう」とか・・・身に覚えがあり過ぎる・・・・・

そしてそして・・・
利彦がこの燻煙乾燥を始めると、ついでに出来るのが「燻製」。
ソミュール液につけておいた色々を、網に乗せて小屋の中に吊るします。
チップはその時々で栗や桂や欅や桜・・・ロクロ引きした時に出る木屑だけれど、十分美味しい燻製になります。

2012年8月27日月曜日

ライ麦のクネッケ


リム皿は「和のイメージ」が強いケヤキの摺り漆。
でも、こんな素朴なパンには意外によく似合う。 
ひょいと時間が空くと庭にブルーシートを広げて、干し上がったライ麦を棒で叩いてのんびりコツコツ脱穀。「この調子でいくとあと何日かかるかなぁ・・・」と思っていた頃、地域のソフトバレー大会でギックリ腰に〜〜〜甘く見ていたら治るまで一ヶ月近く掛かってしまいました。
残りのライ麦はやっとの思いであきらめて、ようやく何か作ってみる気になり・・・

手始めはもちろん大好きなクネッケ(北欧の乾燥パン)。最初はシンプルだったレシピは、胡麻をたっぷりとハチミツとレーズンも入れ、今では子供のおやつ1番人気です。
石臼はないのでミルサーで粉にします。「国産無農薬ライ麦の全粒粉、買ったら高いんだよなぁ〜」とか思いながらひたすら粉にします。これこれ、この渋い色の粉、大好き!
お米を作れる友達を心から尊敬する私は、ライ麦が作れてほんの少し近づけたようで嬉しいです。